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支援体制しえんたいせい

Support

サポートチーム

発足の目的

社員(スタッフだけでなく班長も含む)の安定就労、職場定着を目指すことを目的に2019年4月にサポートチームが発足しました。

チーム構成

定着支援担当3名、看護職2名で構成されています。

チーム構成

主な役割

社員の安定就労と職場定着を多面的な視点で支援するため、定着支援担当・健康管理スタッフによる「サポートチーム」が事業部・所や支援機関と連携して対象のスタッフのサポートに携わります。

多面的なサポート体制
職業面 定着支援担当
  • 会社からの情報(就労制度や生活上の注意喚起など)を伝えたり、日頃の仕事の様子などの把握を目的とした「サポート面談」を毎月実施します。
  • 年に1回、働きやすさ、やりがいなどを確認する「働きがい調査」を実施します。
  • 就労不安定などの不調時に個別支援が必要な場合に、事業部の対応を補完する一時的な相談窓口となります。具体的には、支援機関と連携して原因を追究したり、対策を検討するケース会議を行ったりして、安定就労に向けてサポートします。
健康面 医療専門職
  • 専門職による健康状態確認のために定期的に面談を実施し、心身の健康保持、増進へのアドバイスを行います。

    産業医:
    社員の面談指導、就業判定、労働環境の整備、感染症予防等の安全配慮義務・障がい特性に応じた合理的配慮への助言など、幅広く対応します。

    看護職(保健師・看護師):
    社員の健康状態や悩みなどを聞きながら、心身の健康保持増進のためのアドバイスや関係者間の連携等を行い、社員全員が安心して働けるようにサポートします。

    臨床心理士:
    対話を通じて心の悩みの軽減を図り、安心して働けるようにサポートします。

生活面 支援機関・ご家族・
GHとの連携
  • 支援機関のご訪問にあたり、複数の事業部・所にわたる場合は、定着支援担当が代表窓口となり、日程調整します。
  • 支援機関、ご家族、グループホーム関係者を招いた情報連絡会を開催し、会社の活動報告や職場見学、指導職との意見交換などを実施します。

担当者たんとうしゃインタビュー

定着支援担当 Y課長
定着支援担当 Y課長

入社してからの歩み

もともとは農業関係の会社に勤めていましたが、仕事の関係者からハミングワークで園芸事業部を立ち上げるにあたり、技術指導ができる人材がほしいという話を聞きました。
もともと人に関わることや教えることが好きだったこと、これまで経験してきた農業に関する知識を活かせることから、自ら手を挙げ、入社しました。
園芸事業部で13年目務めたのち、現在の定着支援担当に異動しました。

現在の仕事内容について

スタッフに限らず、班長も含めた社員の安定就労に向けた様々な取組みを展開しています。
定期的なサポート面談のほか、スタッフ向けの働きがい調査や情報連絡会(保護者や支援機関を招いて、スタッフの仕事ぶりや職場の様子をご覧いただく会)の開催などを担当しています。
日常的に行っている業務としては、個別事例の対応がメインとなります。スタッフに元気がなかったり、いつもと違う様子があれば、面談を実施して話を聞いてみたり、ケース会議を開くなどして原因を分析します。ケース会議には、事業部長、班長、支援機関のご担当者、看護職などが参加し、定着支援担当も立ち会います。
課題が発生したときに情報を整理したり、関係者に情報を共有しながら、課題解決に向けた「調整」を行うのが定着支援担当の役目だと思っています。

工夫していること、意識していること

一言で言うと、関係性作りですね。定着支援担当の業務として定期的なサポート面談がありますが、ただ面談をするだけではなく、現場を見て回ることで自分の存在や役割を知ってもらい、話しやすい関係性をつくることを意識しています。私は主に拠点の担当をしており、多いときには月の半分は現場に出向いています。
また仕事柄、悩みを聞く機会が多いですが、できる限りシンプルにポジティブに考えるようにしています。

仕事の魅力・やりがい

人と接することが好きなので、社内の様々な人と関わることができることがやりがいです。人と関わることで自分の成長を実感できますね。
これまでやってきた現場の仕事と定着支援担当の仕事は全く違うので、着任当初は自分のスタイルを見失いかけたこともありました。まだまだ模索中ではありますが、少しずつ自分のスタイルを確立していきたいと思っています。